年中行事のお知らせ
新年大般若祈祷会
一月二日・午前十時より
家族皆明るく、さらに世の中が平和でありますように祈願致します。
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大般若祈祷会とは
新しい年の始まりにあたり最初に営まれる法要です。
かつては、正月修法を略して「修正会」といいましたが、現在の曹洞宗ではこの名称は用いていません。
元旦から三日まで行われたことから「三朝祈祷会」ともいいます。
元旦を期して、一年間の世界平和や檀信徒の健康、仏法の興隆を祈ります。
多くの寺院では『大般若経』による祈祷法要として行われていました。
もともとは、「悔過」という儀式をつとめ、前年の過ちを悔い、修正する法要で奈良時代に始まりました。
現在でも、良き一年を迎えんがため、行われる大切な法要ですし、合わせてお札なども配られる場合もあるかと思います。
もし、開催の案内が来ましたら、一年最初のお寺参りということで、足をお運びください。
節分会追儺式
二月三日・午後四時より
正因寺では節分会追儺式の主賓となる年男・年女を広く募っております。
厄災消除の御祈祷をお受けいただき、豆まきにご参加いただきます。
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春季彼岸会法要
三月・彼岸前の日曜日・午後一時より
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彼岸会とは
彼岸会という行事は、特に日本にて盛んに修行されるもので、一週間は、善行を行い善い功徳を積む期間として理解されるようになり、お寺参りやお墓参りを行うようになります。
「彼岸」という言葉は、「彼方の岸」の略ですから、現代社会から「此岸(しがん)」から、輪廻を超えた涅槃の境地に入ることを意味します。特に菩薩の修行には「六波羅蜜(ろくはらみつ)」と呼ばれる修行の種類がありますが、この「波羅蜜」というのは[パーラミター]の音写で、意味は「修行の完成」になり、それを表す意味の語が「彼岸到(到彼岸)」とされます。
したがって、「波羅蜜」=「彼岸到」とは、「修行の結果、行くことの出来る理想的な場所」です。
その修行の完成を期する期間が、彼岸会の一週間になります。「波羅蜜」は、具体的には「六波羅蜜」とされ、以下の内容に分かれます。
- ①布施
- (ふせ 衣食住という財物を与える財施と、法を教え安心を与える法施と、他人の恐怖を除く無畏施とがある)与える喜びを知ります。
- ②持戒
- (じかい 身口意の三業に関わる戒律を護持すること)してはいけないと思うことはしません。
- ③忍辱
- (にんにく 他からの迫害や苦難に耐え、恨みを抱かないこと)感情に流されず、辛抱強くものごとにあたります。
- ④精進
- (しょうじん 六波羅蜜を修めることを努力すること)するべきことに少しずつでも励みます。
- ⑤禅定
- (せんじょう 坐禅を修行し、心を集中させること)心穏やかにすごします。
- ⑥智慧
- (ちえ 智慧を得ること)ものごとの道理を、正しく、深く理解します。
それぞれに難しい修行になりますので、容易に完成することはかないませんけれども、お寺へのお参りの中で、少しでも心を安らかにし、
この実践を目指していただきたいものです。我々が春3月と秋9月に行う「彼岸会」には、お墓にお参りをし、お花や線香を供え、
真心の合掌を捧げる修行が必要ですが、これはつまり、一度行ったから、後はほったらかしにするのではなく、何度でも何度でも繰り返し行うことが肝心なのです。
お寺とは、死者を追善供養する役割も重要ですが、ご自分やご家族に何かあったときはご住職に相談されるのもよろしいと思います。
亡くなってから、葬儀の場という場だけで会うのは寂しすぎます。お彼岸の機会にお参りに行った際、合わせて一言ご挨拶されるのも良いことだと思います。
お彼岸の前日には、仏壇のお掃除はもちろん、仏具などもきれいにします。
お彼岸の入り日は、お仏壇に団子を一対(いっつい)山形にして供えます。
中日(ちゅうにち)(春分又は秋分の日)には、おはぎやぼた餅を供え、明けの日には、再びお団子を供えます。
この間、お霊供膳(れいぐぜん)、珍しいお菓子、果物も供えます。
施食会法要
八月第一日曜・午後一時より
施食会法要は、祖先、父母、親類、縁者の精霊、又無縁の精霊を苦しみから救うためのご供養です。
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施食会とは
施食会は、私たちと縁深いご先祖さまはもちろんのこと、祀り手のない仏様、無縁の仏様、全ての精霊に対し、たくさんのお供えをして供養の手をさし述べる法要です。
近年では、お盆と同時期に行われるようになりました。
秋季彼岸法要
九月・彼岸前の日曜日・午後一時より
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